さらば「手探りDX」――先進企業に学ぶホントに身になるDX推進とは

基調講演1 味の素の元CDOに学ぶ、全社DXの背景にある「パーパス経営」とは
味の素株式会社元代表取締役副社長兼CDO福士 博司
基調講演2 老舗着物店が実現した「データで変える接客」DX成功の裏側とは
株式会社鈴花総務部長 兼 DX推進室長有田 裕次
基調講演3 現場が挑戦を200%楽しむ組織へ
― カクイチが仕込んだDXの文化とは

株式会社カクイチ取締役鈴木 琢巳
基調講演4 人を増やさず売上12.5倍 老舗食堂による「逆転DX」の実践ノート
有限会社ゑびや/株式会社EBILAB代表取締役社長/代表取締役小田島 春樹

参加特典
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自社に合った
DX戦略立案方法が
分かります

先進事例を基に
AI活用を含む
具体的なIT施策とは

現場でDXが進む
土壌となる企業文化の
在り方が学べます

現場での小さな業務改善がその場限りの最適化にとどまり、全社DXにつながらないケースがある。

部門ごとに異なるツールやプロセスが導入され、全体として統一感を欠いた「バラバラDX」が生まれることも少なくない。DXの本質は、現場で生まれた価値ある取り組みを見つけ出し、それを適切にスケールさせることにある。

本イベントでは、現場の改善を全社DXへとつなげた成功事例を基に、リーダーシップの在り方や組織改革、ITプロジェクトの進め方を探る。点ではなく面としての変革を実現するために、何が必要なのか(本イベントの講演は2025年6月6日に「デジタル化・DX推進展(ODEX)」会場で収録したものです)。

開催概要

名称
さらば「手探りDX」
――先進企業に学ぶホントに身になるDX推進とは
会期
2025年6月25日(水)13:00~15:30
形式
ライブ配信セミナー
主催
ITmedia エンタープライズ
ITmedia ビジネスオンライン
参加費
無料
対象者
経営者、経営企画、社内情シスの運用 ・方針 策定の担当者

※申込の締切は 2025年6月25日(水)14:00 までとなります。

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プログラム

基調講演1 6月25日(水)13:00~13:30
味の素の元CDOに学ぶ、全社DXの背景にある「パーパス経営」とは

かつて業績が低迷し、5年連続の赤字にも陥った味の素。しかし、2019年に福士博司氏がCDOに就任して以降、同社は抜本的な改革を次々に実施し、1兆円を下回っていた時価総額を3兆円超へと大きく伸ばしました。その原動力となったのが、デジタルの枠を超えた「組織を180度変える戦略」だといいます。福士氏はプロジェクトの当初から何を見据え、どのように戦略を描いていたのか。DXの本質に迫ります。

味の素株式会社
元代表取締役副社長兼CDO
福士 博司 氏北海道大学大学院工学研究科修士課程修了後、味の素株式会社に新卒入社し、働きながらUSQ(University of Southern Queensland)でMBA取得(2004年)。アミノサイエンス事業を中心に社内で経験を積み、代表取締役副社長兼CDOに就任。味の素初のCDOとして全社DXを成功させ、CDO Club JapanのCDO of The Year 2020を受賞。

基調講演2 6月25日(水)13:40~14:10
老舗着物店が実現した「データで変える接客」DX成功の裏側とは

佐賀県に本社を置く創業125年の老舗着物店の鈴花は、ノーコード/ローコード開発ツールやBIツールによるデジタル化を積極的に進め、顧客データの分析に基づくサービスの向上を実現しました。平均年齢は61歳、ITに不慣れな社員も多い中でどのようにして変革を成し遂げたのでしょうか。

株式会社鈴花
総務部長 兼 DX推進室長
有田 裕次 氏1994年に鈴花入社、店長を経て2002年から本社で催事企画を担当。2015年以降、業務のデジタル化を推進し、2019年に総務部長、2022年にDX推進室長就任。顧客視点のDXを推進し、日本DX大賞2023のUX部門大賞と船井総研デジタル賞をW受賞し、全国クラウド実践大賞2023のITコーディネータ協会会長賞も受賞。

基調講演3 6月25日(水)14:20~14:50
現場が挑戦を200%楽しむ組織へ――カクイチが仕込んだDXの文化とは

ガレージや倉庫、物置、さらに国内農業を支える製品やテクノロジーを提供しているカクイチでは現場の従業員がAIを含むITツールを使いこなし、約2億円のコスト削減や従業員の配置転換に成功しました。取り組みの根幹にあるのは、「文化づくり」。現場が変わるために実施した数々の仕掛けと、成長痛の乗り越え方をうかがいます。

株式会社カクイチ
取締役
鈴木 琢巳 氏グロービス経営大学院 経営研究科修了(経営学修士/MBA)。カクイチに入社後、営業やショールーム店長、新規事業企画室 室長を経て2017年に執行役員、2018年にIT情報システム部長に就任。デジタル変革や制度、組織文化の刷新に取り組み、組織の意思決定スピードを4倍に引き上げた。

基調講演4 6月25日(水)15:00~15:30
人を増やさず売上12.5倍 老舗食堂による「逆転DX」の実践ノート

老舗食堂「ゑびや」は、数年前まで食券とそろばんを使う昔ながらの食堂でした。しかし、現在はデジタルシフトによって、売り上げ12.5倍、利益80倍を実現しています。その立役者となった人物が、全社でDXの機運を高める仕掛けや具体的な施策について語ります。

有限会社ゑびや/株式会社EBILAB
代表取締役社長/代表取締役
小田島 春樹 氏北海道出身。大学卒業後、大手通信企業に入社し組織人事や営業企画を担当。2012年、妻の実家が営む「ゑびや」に入社し、店長、専務を経て代表取締役社長に就任。2018年、EBILABを創業。サービス業へのデータ分析、テクノロジー活用の拡大を目指す。

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アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp

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